2010年12月01日

受験勉強応援!本日の故事成語45 

     
受験勉強応援!本日の故事成語は・・・・

晏子の御


(出典)  管晏列伝

晏子爲齋相。出。其御之妻、從門闔ァ闚其夫。
其夫爲相御、擁大葢、策駟馬、意氣揚揚、甚自得也。


晏子の御者(家来の一種)にスポットを当てたお話。

ある日「晏子の御者」は、突然妻に離婚を切り出されます。 
理由を聞くと、妻はこう答えました。

「晏子様は身長は低いが、その名は中華全土に広まっています。
それなのにいつも謙虚でいらっしゃいますよね。
それに比べてあなたは体が大きいだけ。
身分は低いのに威張ってばかり・・・そんな人にはついていけません。」


その後「晏子の御者」は反省し、謙虚に振る舞うようになりました。

(意味)
人の権威や威光に寄りかかって得意になる者や行為。
「晏子の御者」「晏御揚々」という場合もある。

(コメント)
晏子とは晏嬰(あんえい)のこと。
中国ではとても有名な政治家で、
その知名度は「諸葛亮」「管仲」と並び称されるほどの高さ。

ちなみに「羊頭狗肉」も彼の言葉から生まれています。
身長は低く140cmもなかったそうですが、
とても勇敢で賢い人物だったそうです。

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2010年11月30日

受験勉強応援!本日の故事成語44


受験勉強応援!本日の故事成語は・・・・

奇貨居くべし


(出典)  呂不韋列伝
子楚、秦諸庶孽孫、質於諸侯。車乘進用不饒、居處困、不得意。
呂不韋賈邯鄲、見而憐之曰、此奇貨可居。


戦国時代、呂不韋という頭の切れる商人がいました。
ある日、呂不韋は「秦」の国の王子である「子楚」と知り合います。
「子楚」は当時、「趙」の国で人質として不遇の日を送っていて、
呂不韋はその「子楚」に注目したのです。

「一国の王子でありながら、なんと不遇の日々を過ごしていることか。
しかし、これは利用できるな」と。

彼は自らの財産を投資し、あの手この手で「子楚」を支援していきます。
いつしか「子楚」は秦の国王となり、呂不韋は家来の中でも最高位に就くことに成功したのです。

(意味)
「奇貨」とは、めずらしいもののこと。  「居くべし」とは、自分の手元にとっておくこと。
「珍しいものだから、今は価値がなかったとしても、大事にとっておこう」という意味が転じて、
「巡ってきた絶好の機会を逃してはいけない、大いに利用するべきだ」という意味として使われている。

(コメント)
「子楚」の子である荘襄王は、世間でもよく知られている「秦の始皇帝」で、
中国史上初の統一国家を作ることに成功しています。
始皇帝がここまで有名なのは、呂不韋が「奇貨居くべし」と
子楚を大事にしたおかげかもしれませんね。



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2010年10月11日

受験勉強応援!本日の故事成語43

受験勉強応援!本日の故事成語は・・・・

●天衣無縫(てんいむほう)

(出典)  太平広記
徐視其衣並無縫。翰問之。謂翰曰、天衣本非針線為也。
毎去、輒以衣服自随。

よく知られている「七夕の織姫・ひこ星」と深い関係のあるお話です。
ある時、織姫は天帝の許しをもらい、下界(人の住む地上)に降り立ちました。
目的は浮気。織姫はひこ星に一年に一度しか会えないのが寂しかったのです。
織姫の浮気相手は「郭翰」という好青年。
七夕の日を除き、毎晩のように郭翰のもとを訪れました。
ある日、郭翰は織姫の衣(ころも)に縫い目がないことに気づきます。
「どうして縫い目がないのですか?」
「天の衣は、針や糸を使って縫うのではありません」

織姫の着ていた衣はとても美しく、人間の世界では見たことのないものでした。

(意味)
天女の衣服に縫い目のない様から、
わざとらしさや人工的なものがなく、自然で美しいことを意味する。
物だけでなく人物にも使われ、
その場合、人柄が天真爛漫で、自由でかざりけのない様を表す。

(コメント)
織姫が浮気をするというショッキングなお話から生まれた故事成語です。
ただ、この話は織姫・ひこ星の物語が生まれた「史記」「詩経」の時代よりも新しく、
したがって後からつけたされた創作話だといえます。


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2010年10月08日

受験勉強応援!本日の故事成語42

受験勉強応援!本日の故事成語は・・・・

●白眉(はくび)

(出典)
「馬良、字は李常、襄陽宜城の人なり。兄弟五人、並に才名あり。郷里之が為に諺して曰く、「馬氏の五常、白眉最も良し」と。眉中に白毛あり。故に以って之を称す。」

今から2000年前、三国志の時代。
劉備の配下に馬良というものがいました。
彼は5人兄弟でしたが、その中でもとびぬけて優秀で、
諸葛孔明からもたいへん信頼されていました。
彼の眉毛は幼い頃から白い毛が混じっており、
愛称として「白眉」とも呼ばれていました。

(意味)
「兄弟の中で一番優秀であること」が転じて、
大勢の中で目立って優れていることを指す。

(コメント)
三国志好きなら、みな知っている人物です。
歴史ゲームにも登場し、かなり能力も高く大活躍してくれます。
歴史好きなお子さんはぜひ一度調べてみては??



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2010年09月23日

受験勉強応援!本日の故事成語41

受験勉強応援!本日の故事成語は
●五十歩百歩
(出典)

戦国時代のお話。
魏の恵王は孟子に尋ねました。
「私は今まで、民たちを大事にしてきたはずだ。しかし、他の国から私を慕ってくる者などいない。
 一体何が悪いんだ?」

孟子は言いました。
「考えてみてください。ある戦場で2人の兵士が逃げ出したとしましょう。
一人は100歩逃げて踏みどまり、もう一人は50歩で踏みとどまりました。
そして50歩逃げたものが100歩逃げた者を臆病者と笑いました。
それ見た王はどう思いますか?」

王は答えます。「それは間違っている!二人とも逃げたことに変わりはないはずだろう!!」


その後、孟子は王の政治も他の国とそれほど変わりがないことを伝え、
孟子の考えを王に教えていきました。

(意味)
大差のないこと

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2010年09月08日

受験勉強応援!本日の故事成語40

受験勉強応援!本日の故事成語は・・・・
●国士無双(こくしむそう)

(出典)『史記』淮陰侯列伝
楚の項羽と漢の劉邦が天下を争った時代(紀元前200年頃)のお話です。
項羽のもとに韓信(カンシン)という将がいました。韓信は優れた人物でしたが、
項羽には評価されずにいました。やがて韓信は、項羽を見限り楚から離れてしまいます。
それを知った楚の重臣の蕭何(しょうか)は、慌てて韓信を引き止めに行きました。
項羽は蕭何まで逃げたのだと思い、悲しさと怒りでいっぱいです。


2日後、蕭何が韓信を連れ戻ってきました。当然、項羽は問いつめます。
「蕭何よ、お主までなぜ逃げた?」
「逃げたのではありません。韓信を追っていたのです」
「韓信を?今までも多くの家来が国を離れていったが、
 お主は今まで一度も引きとめに行ったことはないはず。
 韓信を追ったというのはウソであろう!」
「普通の将であれば、また手に入れることができますから。
 しかし、韓信は国士無双、つまり天下に並ぶものがいないほどの人物なのです。
 今後もし天下を狙うのであれば、韓信は絶対に必要です。」
「もちろん、天下を狙うつもりだ。蕭何がそこまでいうなら、韓信を将軍にしよう!」
「その程度では意味がありません。韓信はまた逃げてしまうでしょう。
「そうか、ならば大将軍にしよう!!!!」

その後、韓信は期待通りの大活躍。
ついに劉邦は天下を統一することができました^^

(意味)国中で並ぶ者のいないほど優れた人物

(コメント)大将軍になった韓信は数多くの戦いで活躍し、蕭何や項羽の期待に応えました。
      故事成語「背水の陣」も、韓信の戦いが語源になっているんです。
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2010年09月02日

受験勉強応援!本日の故事成語39

受験勉強応援!本日の故事成語は・・・・

●臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

(出典)「十八史略」 春秋戦略
まずは夫差(ふさ)のお話。  
春秋(しゅんじゅう)時代、呉(ご)の国の王は、越(えつ)の王・勾践(こうせん)との戦いに敗れ死んでしまいました。
呉の王は死に際に、息子の夫差に「お前の父が殺されたのを忘れるな!」と言い残しました。
夫差は呉王を継ぎましたが、毎晩のように、固くてトゲトゲのある薪(たきぎ)の上に寝て【臥薪】、
その痛みを常に感じて苦しむことで、父を殺された恨みを忘れないようにしました。
3年後、夫差は見事越を打ち破り、会稽山(かいけいざん)の戦いで勾践を降伏させることができました。

次は勾践のお話。   
敗れた勾践は、会稽の恥を忘れないよう、毎日熊の肝(内臓)を嘗(な)めて【嘗胆】、
夫差にいじめられ続けながらも、越の復興(ふっこう)に力を注ぎました。
10数年後、勾践は夫差を破り、呉を滅ぼすことができました。

(意味)復讐のために辛苦すること。
※最近は「成功をするために苦労・努力を重ねる」というプラスの意味で使われることも多い。
(コメント)
ようするに復讐(ふくしゅう)を繰り返すお話です(>_<)
ただ、夫差・勾践の目的の良し悪しはともかくとして、
2人とも、目的のために自分から辛い思いをするくらい努力をするというのは、
すごく素晴らしいことだと思います。

でも、どうせなら復讐よりも復習で臥薪嘗胆していきたいですね???


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2010年08月28日

受験勉強応援!本日の故事成語38

受験勉強応援!本日の故事成語は

●井の中の蛙

(出典)荘子 秋水篇

秋の洪水の季節、黄河の神「河伯(かはく)」は大喜び!!
黄河の水域がいっぱいに広がり、全てのものが自分(河伯)の元に集まったように思えたからです。
ところが、河伯が河を下り、東に旅に出た時のことです。彼は北海(渤海)をみて、とても驚きました。
河伯は、北海の神「若(じゃく)」に言いました。
「なんて広い海なんだろう。私には、あなたの住みかの見極めすらつきません。今まで黄河が一番広いと思って大喜びしていた私は、きっと皆から笑われてしまいますね」
若は言いました。
「あなたが、井の中の蛙に大海のことをわからせることができないのは、蛙の住みかが狭いからです。
 あなたが、夏の虫に氷のことをわからせることができないのは、その一生がとても短いからです。
 あなたが、知ったかぶりの者たちに道理をわからせることができないのは、彼らの知識が狭いからです。
 しかしあなたは今! 狭い所から飛び出し、大海を見ることで自分のつまらなさを自覚しました。
 今のあなたなら、道理の話をしてもきっとわかるはず!
だから私は、あなたに大いなる道(真理・道理)を語りましょう!!!」

(意味)世間知らずのこと


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2008年03月21日

受験勉強応援!本日の故事成語37

受験勉強応援!本日の故事成語は

●登竜門

黄河をさかのぼっていくと、函谷関の峡谷を過ぎて約二百キロ上流の山間に竜門とよばれる所がある。
激しい勢いで水が流れ落ちる所で船はさかのぼれず、
殆どの魚もこの竜門を登る事が出来ない。
そんな激しい竜門をのぼれば魚は竜となり天に上る事ができると言われている。

(意味)立身出世の関門

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2008年03月15日

受験勉強応援!本日の故事成語その36

受験勉強応援!本日の故事成語は
●太公望

 周の西伯と昌は、猟に出かけようとして獲物を占いました。
すると、「今日の収穫は、覇王を補佐する人物だろう」と結果がでました。

猟に出た西伯が、渭水のほとりまで来ると、
1人の老人が釣りをしていました。
(今朝の結果からこの人かも知れない。)
と思い老人に声をかけてみると、
覇王の補佐にふさわしい人物であることが分かりました。
西伯は大喜びで語り、太公が望んだ人物ということで、
その人物を太公望と名付けました。

(意味)釣りをする人・釣り好きな人
posted by mk at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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